この日は豊前市の犬ヶ岳方面へ参りました。
午前10時半に登山道入り口の駐車場にタウンのエースをとめ、いざいざー。
今回はぐるぐる8の字に歩きました。
「さ、ご主人様、日頃の運動不足を少しは解消しましょうね!」
お、おーう!
そして開始15分で息が切れだすわたくち。
「もう…。いつもの事ですが、呆れてしまいます><」
ハヒー でも、山の空気、お、おいし、ハァ ヒィ
こ、こんな斜面を易々と!?
さっ、さすが綾華さん! 俺に出来ない事を、ハァ 平然とやって、の、ハァ けるぅ!
そこにっ、しびれる、ハァ あこが、あこがれるぅっ! ゼハー
「こういうのは食べちゃダメですよ♪」
なんか見るからに危険そうじゃない! 絶対食べないよ!
あぁ、こういう空間がたまらないっ! 超癒される〜
冬枯れが始まっていても、それでも生命に満ちている感じですね。
@
笈吊峠
(”おいつるとうげ”でいいのかな?)
「まずは尾根に到着です☆」
はひー 12時半かー、まずは2時間歩いたな〜。少し休憩っ。
「疲れた時は甘い物ですよね。はい、ご主人様、あーん♪」
あーん… バリバリ うまーいw 生き返るね!
恋と登山とチョコレート。一気に1枚全部食べてしまいました!
「さ、もう一頑張りですよ。」
道が低い木々に覆われすぎて分かり難いっ。
今回は以前犬ヶ岳に登った際に見えた、尾根伝いに反対方向の禿山を目指しました。
特に地図や看板でそこが記されて居たりはしませんでしたが、よくある赤いテープが高台の方に向かっていましたので、多分こっちだろうと。
「さ、ご主人様、あと一息ですよ!」
うおりゃー!
A
茶臼山
「到着です! お疲れ様でした♪」
ばんざーい!!! 午後1時に無事到着です!
綾華さんにもちょと休んでもらって、
まずは腹ごしらえだー!
こんな景色を見ながら食べるお弁当は最高ですね!
「こちらが犬ヶ岳でございまーす☆」
前に登った時の、景色も何も見えなくて唖然とした記憶がよみがえりますw
この山頂にだけ生えてるススキがいい味出しすぎ!
「浸食された山々が芸術的ですね。」
「南側はどこまでも山が続きますね。」
はぁ〜、清清しいー 気持ちがすっとするね〜
茶臼山での絶景を満喫し、よーし、では再出発ー!
尾根道に復帰です。あぁんもうマジ最高!!!
禿尾根素敵過ぎるだろー!
北側も良い良い!
少し分かり難いですが、周防灘も臨めました。
茶臼山から尾根伝いに更に東へ、経読岳へ向かおうかなーと思いましたら、
案内板を見ると結構な距離…。このまま引き返すのもなぁと考えていましたら、
”水無谷を経て鳥井畑”
という案内板を見つけ、丁度いいやとそちらへ〜
B 水無谷
「かなり荒れていますから足元気を付けて下さいね。」
ちょ、これほんと水無谷なだけで、全然道じゃなくね!?
倒木もひどく、なんという冒険気分…
「一応GPSで位置を確認してみましょうか?」
谷を下るだけなので大丈夫とは思いましたが、念のためー。
うん、問題なかったw
携帯電話のGPSは圏外だと全く意味が無いので、カーナビが頼もしいです。
「林道が見えましたよ。一安心ですねw」
ふー、疲れた〜。こんなルートに案内看板とか立てるなよw
でもやっぱり元来た道を引き返すよりは楽しくてよかったですね。
「さっき下った水無谷ですよ。」
結構長いと思ったらやっぱりだったな〜。
水無谷から林道に接続し、ここからまっすぐ駐車場へと下ろうと思いましたが、
ここは登山ルートが2つありまして。折角なので帰りは別のルートにしようと、
まずは林道を進みました。
C
林道
…林道長すぎだろ。以前犬ヶ岳から進んだ際にそう時間は掛からなかった記憶がありましたが、前回は尾根を直進。今回は林道をくねくねでした…。妙にアップダウンのある道を1時間歩き続けましたが、なんだかもっと長い時間歩いていた気がしました。すぐに林道は終わるだろうと思っていた分、精神的に疲労しました(苦笑)
この眺めには癒されましたけれどね!
「登山道との分岐に到着です!」
長かったー! それこそ何か間違っていたのではと不安になりつつも、まずはルートが正しかった事に安堵です。ふぅー。ここでお茶を飲んで休憩し、登山道へー。
D
恐渕コース
「ここからがこのコースの見所ですね!」
崖っぺりを、鎖を握って、壁伝いに進みます。っしゃー☆
おっとっと、ひゅーw
楽しかったーw
と、満足したところで、綾華さんのニット帽が無くなっている事に気付きました…。
あーあ、初実装だったってのに、やっちまったー>< 谷底に落ちてたりしたらもう完全に
アウトですが、一応探してみようかな…。色もオリーブドラブなので超見つけにくいですが…
あったーーー!
すげぇ! 見つけきった俺GJGJ!!!
正直これは奇跡w
ハプニングイベントを見事にクリアし、気分よく進みますw
この濡れた、苔むした岩場を下るのはまじやばかったです。
ここは鎖いるだろー! 滑りまくる! 滑落上等の難所でした。
こちらは楽しくえいやーっとクリア☆
「あの、ご主人様、申し上げにくいのですが…」
どうしたの?
「その、ニット帽が、ですね…」
ん? さっき落としたのを拾って、ちゃんとポケットに…
ない。
あれ、あれー!? だー! ひょっとして2番目の鎖場で軍手を出した時に一緒に飛び出したとかなのか!? あーあー、なんであの時ちゃんとファスナーの点いたポーチの中にしまわなかったんだーーー! てかむしろなんで綾華さんにその場でまた被せてあげなかったのか! 脱げてもその場で気が付けたと言うのに! もう鎖場から随分来てるし、範囲も広すぎる…。あーもー! 一度無くして、それを見つけて拾っただけに、この失態が許せない! うがー!
「なんだか申し訳ありません…」
綾華さんが謝る事は無いよ! 自分に腹が立つんだよ! んがー
泣く泣くニット帽は諦め、再び下山の途に。途中で片足のひざが痛くなり、やっぱり下りの負担はきついなーと>< ヒアルロン酸飲まねーといけねーんじゃねーの?
「ヒザは大丈夫ですか? さ、近くの温泉に行きましょう。
今日はお疲れ様でした☆」
午後5時半、ひーこら言いながら、なんとか駐車場へ帰ってきました。
ふー、でもやっぱりニット帽を無くしたのが悔しくてならないっ!
この後は近くの温泉に入って(貸切ではないので綾華さんはお留守番)、疲れを癒し、帰宅しましたとさ。
最後に悔しい思いはしましたが、総じて山の気を存分に吸収できて、素晴らしい眺めも堪能できたいい登山でした☆
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