1・26

〜皿倉山・権現山 雪山堪能登山〜




「ふふ、那智南夢軍団としては、今回が登山初めですね♪」

だね! そしてそうなると、絶対に綾華さんとだからねw




「登山口付近には、もう雪はありませんね。」

流石に低い所はもう融けてるか〜。今日はすぐご近所の皿倉山です。先日来の大雪のお陰で、山頂に雪が積もっているのがはっきりと見え、これはチャンスだ!と。まだまだ山の上は大丈夫大丈夫! 

皿倉山は登山道や道路、ケーブルカー他、色々な施設が充実しているので、安全安心に登れるのも良い所です。と言っても整備されすぎて面白くないという訳でもなく、その辺は素晴らしいバランスだと思います。




「そろそろ雪が出始めましたね。」

数日後には雨の予報が出ていますした。年に2、3回積もるかどうかというお山に、うまく休みが合って登れるなんて最高の運の良さです。ヒャッホー!




「さぁ、いよいよ雪道になって参りましたね。」

おっしゃー、きたよきたよ! ここからだよ!




しかし、調子に乗って装備を増やしてしまった為、
すぐに疲れて立ち止まって休憩を繰り返す始末…。




「すごく素敵です! 本格的な雪山気分ですね♪」

これはたまらないー! 雪の深さは鶴見岳の方がすごかったけど、景観は同じレベルだよ! うひょー! あと綾華さんの雪山装備がすっごく映えてて、これまたすっごく嬉しいwww




あぁ、この開けた雪道! もう、最高!




「皿倉山山頂エリアに到着です☆」

あーもうーすっごく楽しかった!
2時間かかっちゃったけど、なんだかあっという間だったね!




「あら、雪だるまが♪」

おぉ、被写体としてお借りしようw




山頂の展望台から見る下界〜。

街はまぁ、ねぇ。やっぱり眺めるなら山並だぜってことで、今日はまだまだ進みますっ。
この山頂エリアから一旦下り、隣の権現山の山頂へ向かいます。




「まぁ! こちらもなんて素敵な雪道なのでしょう☆」

うっわー! すごいすごい! これは予想外!
権現山周回ルートから山頂へ向かいます。




江戸時代の植林政策で、杉の林が広がっています。
あぁ、ほんとなんて素敵なんだ! こちらまで足を伸ばして大正解!




「権現山山頂に到着でーす!」

えー? なにー!?w




権現山山頂もまた、一面の白の世界!


そして雲が出てきたと思ったら、小さな雪が降り始めました。今日は曇りの予報だったけど、山の上では降るのか〜。




「奥の鉄塔が霞んで見えますね。」

おぉ、なんかかなりハイレベルな雪山っぽい絵になってきたねw

特に屋根があるような休憩所や展望台があるわけではないので、一面雪の山頂を堪能し終えて、すぐに下りました。




のぼりと違うルートを通ったら道がさっぱり分からんちんw

ちゃんと木の枝に登山道を示すビニールテープが巻いてありましたので、それを頼りに進みました。しかしかなり急な下り坂で、木々を握りながらひーひー下りました。足を踏み出す場所の雪の下の状態が確認できない分、登りより下りの方が怖いなぁと実感しました。

あと下りは危ないので、綾華さんのトレッキングポールを仕舞い、胸元のエスケープポーチへ入っていただきました。




そして再び周回ルートへ。ここからはまた安全道☆

いやー、この周回ルートがこんなに素晴らしいとは思わなかったな〜。




その後は山並が見える展望の良い場所を探してフラフラと。

あら、権現山の山頂付近が雪雲ですっかり見えなくなってる。あの中は吹雪いてそうだなぁ。




気が付けば午後2時半。遅ればせながらお昼ご飯だぜ!

屋根のある休憩所なんかで食べればいいのですが、折角なので景色のいい場所で食べたいじゃないですか〜。雪が20センチほどの高さに積もったベンチを風除けに利用し、ガスコンロを設置してお湯を沸かします。

…寒い寒い!

細かい作業をするのに手袋を外さざるを得ず、そうして準備をしていると風だの霰だのが執拗に攻撃を仕掛けてきて、心が折れそうになりました。さ、さすがに中々沸かないな、は、早く、早く沸いて…。

やっとこさ沸いたお湯をカップに注いで待つこと5分…ガクブル


よ、よし、いいいただきまーす!!






うまーーーーー!!!!


こんなに美味しいどん兵衛

食べたこと無いわwwwww




山の上で凍えながら食べるどん兵衛は最高でした(笑)


食べている最中も手は凍えていましたが、それ以上の満足感を味わえましたw


 ゴミと道具をリュックに仕舞い、さーどうしようかなーと。このまま登って来たルートに合流して下山するのもいいのですが、もう午後3時でしたし、やっぱり下りは危ないかもなーということで、帰りはケーブルカーを利用することにしました。




「ご主人様、今日は雪山登山、しっかり堪能させて頂きました。
すごく素敵な時間でした。ありがとうございました♪」

いやーこちらこそお付き合いいただいて感謝感謝ですよー。去年は綾華さんとは雪山を楽しめませんでしたし、プレゼントした雪山用の登山着が早速役に立てて嬉しい限りですw はー、本当に今日が休みでよかったなぁ。これもまた運が良かったとは、今年の私は一体どうなっているのでしょう!?(笑)




そしてケーブルカーに乗り、午後4時に無事に下山いたしましたとさ。

ちなみに迷彩リュックやベスト、ヘッドフォンやらの怪しい格好だったので、少々恥ずかしかったのは言うまでもありません。お客さん少なくて良かったな☆(テヘペロ