1・30
今回は家から比較的近い、河内貯水池の近くの中河内林道へ向かいました。こちらは貯水池周辺の散策用の大きな駐車場からすぐに入れる林道なので、非常に使勝手が良いです。ちなみに林道の入り口はゲートで封鎖されていて、一般車両は進入できません。
もちろん綾華さんにもご同行いただきました。
お天気微妙なのにごめんね、よろしくっ!
「いえいえ、私もお散歩デート感覚で楽しませていただきますから♪」
あぁ、なんていい人なんだ… ありがとう!
こちらの林道は小学生の頃に度々祖父と歩いた思い出のある林道です。その後も何度か足を運びましたが、数年前にザビーネお嬢と途中まで行った事はありますが、終点まで行ったのはもう10年以上前になるような気がします。
「一部のコンクリート舗装と土砂利ダートの混交路ですね。」
とにかくアスファルトやコンクリートではない地面の上を歩きたかったので、この林道は非常に良いチョイスでした。
「雲が下から上がってきていますね。」
あぁ、これだよ! はぁ〜。
晴天も雨天も、山は気に満ちています!
思いっきり深呼吸して山気を吸収するっ!スゥーッ
歩いていると、全く記憶に無い、新しい何かが作られていました。
なんだろー?
脇の土手に作られた遊歩道を進むと、広場が見えました。
送電線の鉄塔の工事作業の資材を運ぶためのヘリポートだそうです。
そんなものが出来ていたとはー。
「ご主人様、ベンチがありますよ。」
おぉ、なんと気の利いた!
それもそのはず、
土手が展望台になっていました!
おー、これはいい!
しっとりとして物悲しく、神秘的な雰囲気をもつ雨の日の山々っ。最高だね!
午後12時に林道に入り、丁度一時間。ここでお弁当にしよう〜。
持ってきたおにぎりと唐揚げをムシャムシャ。癒されるな〜。
お昼ごはんを終え、再び歩きまして。
30分ほどで終点に到着〜。
「特に何も無い終点ですね。」
あーそうそう、10年くらい前に来た時もこんな感じだったなー。
祖父と小学生の頃に来た時は、確か材木置き場だったと記憶しています。
んー、しかし終点なのに景色も全く開けないし、ちょっと物足りない感じだなぁ。
お?
「ここから送電線の鉄塔へ向かえるみたいですね。」
鉄塔の周辺は樹木が刈られて景色が開けています。
よし、今日のゴールはそこにしよう!
やや足場の悪い急坂を10分ほど登りますと、
「本日のゴール地点に到着ですー☆ お疲れ様でした♪」
「まぁ! 本当にきれいに刈られていますね。」
おー、これは良き眺め! 登って正解だったなーw
チョコレートを食べながら、うっとりと、ぼーっと何分も眺めていましたw
しかしこんな山中にこんな大きな鉄塔って、どうやって建てるんだろー?
…
超スゲェ!
今思えば、祖父と来ていた時に材木置き場と思っていたのは、実はこの関係だったのでは?とか。あー、鉄塔の完成日とか見ておけばよかったなぁ。
そして町と反対の方角を見ると、これまたすごく幽玄で!
送電線が途中で見えなくなるほどに雲がでていました。はぁ〜、これもいいなぁ〜。こちらもぼーっと眺め続けてしまいましたw そしてそうこうしているうちに霧雨が始まりましたので、帰路につくことに。ここまで来てほんと良かった!
そして帰り道がまた! 雲がどんどん出てきて雰囲気良過ぎー!
だんだん雨粒が大きくなってきましたので、
綾華さんにニット帽を被ってもらい、私は傘を差して歩きました。
普通山を歩く時は、風が吹いたり登山道が狭かったりして傘は使えないのですが、今回は最初から最後まで林道オンリーでしたので、持って行っていました。うん、正解だった!
そして午後3時半に無事下山ですー。正味3時間半の山中滞在でございました。綾華さん、今日はお天気悪かったのにごめんね、ありがとう! それにしてもあぁ、やっぱり山中は良かった…。超癒されました…。まるっ!
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