9・25




今回まず向かいましたのは、大分県は安心院にあります、
『桂昌寺跡 地獄極楽』です。

名前だけでは何が何やらですが




「へー、洞窟なのね。」

「なんか私、洞窟ばかり行っている様な気がする。」

お寺の跡の脇に、あの世を表現した洞窟があるとのこと。
これは那智南夢軍団冒険部としては是非とも行かなければ!

無料ですが、お賽銭くらいはと100円を納めてれっつごー。




洞内に入りますと、まずは閻魔大王がお出迎え。
お裁きを受けます。




洞内はそれ程広くなく、所々低い所もありますが、丁度一人が通れるほどです。
照明はしっかりしていて安全です。

ここまでしてくれているなら100円じゃ少なかったかな。




「先に地獄へ行くんだって。」

「あんたにはお似合いよねw」

うぅ…。




赤鬼青鬼血の池地獄。ひぃー 地獄じゃー!




「さすがに不気味だよね…」

「大丈夫だってミナ。地獄に落ちるのはこの人だけだから♪」

嫌だー!地獄は嫌だー! 鬼灯様に酷い目に合わされるー!




ひぃ!奪衣婆超怖い!

しかもここだけ電球が点滅してるし!
演出凝りすぎじゃねーの!?(切れかかってるだけです)




こんな風に、所々に石像があります。




確か「鬼灯の冷徹」で言ってた10人の裁判官の一人だったかな?

苔生し具合がこれまた…




地獄道を終え、極楽の方に進むと光が!

「うん、こっちが極楽っていうの、分かる気がする。」




洞窟を抜け、ありがたい仏の世界へ!




「まだ何かあるわね。ここはまだ本当の極楽じゃないってこと?」




へ、これを上るの!?




ちょ、これ、なんというカンダタ! ひぃ!




はぁ、はぁ、なんとか無事に上れた!

これは危なすぎる!




救いのクモの糸を上って出たのは仏の里。




極楽浄土! これで救われたー!




「ほー、これが極楽の眺めね。なかなかじゃない。」

「地下の地獄を見てきたから、尚更素敵に見えるよね。」


おー。一面に広がる美しい田んぼと彼岸花。
自然と共にある人間の営み。

これこそが極楽浄土の姿なのであることなのであるなぁ!




”地獄極楽”の極楽とは、赤い彼岸花と青々と広がる田んぼの広がる
この美しい土地の事であるなぁと頷いた所で、田んぼをお散歩です。




「色のコントラストがなかなかよね。」

これに真っ青な青空が加わると更に良かったのですけれどねw




美しさの中にも少しの寂しさといいましょうか。
すごく静かな美しさです。




「彼岸花には毒があって、田んぼを壊すネズミやモグラなんかを
寄せ付けない効果があるんだって。」

「へー、美と利を兼備えるとは、なかなか見事な配置よね。」





田んぼと彼岸花を堪能した後は、”日本の滝100選”にも入っています、
「東椎屋の滝」へー。




割と近くの西椎屋の滝、福貴野の滝には行ったことがありましたが、
ここだけはまだでしたので、満を持して!




おー! これはなかなかの落差!
落差は85mだそうで、流石は滝100選といった所です。




昨夜から少し雨が降っていましたの、水量は十分でした。




そしてこの滝を囲むようにそびえる岩壁が最高ですね! かっこ良過ぎ!




「へー、良い眺めじゃない。」

「人工物ばかりに見慣れちゃうと、尚更すごく感じるよね。」

「あはは、ミナかっこいーw」

「え、そ、そんなんじゃ/// アンネのいじわる!」




2人がイチャラブっている間に、私はフフフ
道の駅で買った巨峰を流れる水で洗って食べるぜwww

よっしゃーw ザブザブザブ…









全部流されて、1粒だけになっちゃった…。




「あっはっはははwww ぶどうがwww流されたってwww あはははwwww」

「あ、アンネ、笑いすぎだよ。その辺に漂ってたりしていないかな。」

「あははははwww 1粒280円の高級ぶどうwwww」

見つかりませんでした…


1粒残ったぶどうは、物凄く甘くて美味しかったです…。
本当に何やってんだ〜 ちくしょ〜



 その後は母が焼肉だから帰って来いと言うので急いで九重まで向かい、九重バーガーを買ってとんぼ返りしました。ここまで来て豊後牛も食べず、温泉にも入らず帰るとは…。まぁ、この周辺はいつでも来れるのでいいかなーと。しかし、ミナちんとアンネさんにはちょっと物足りないお出かけになってしまったなと、申し訳なく思いましたとさ。