今回登ったのは、福岡県と佐賀県の県境になっている 三瀬峠周辺の尾根のひとつ、井原山です。 ここへは福岡県側、佐賀県側どちらからでもアプローチが可能ですが、今回は福岡県側の瑞梅寺登山口という所から。登山口の駐車場で車中泊をし、午前6時過ぎに起床、午前7時過ぎに出発です!
「この登山道は谷に沿って、とても気持ちがいいですね♪」 朝の清清しい空気と流れる水の音は、癒し効果抜群です。 「川を渡る箇所がけいくつもありますね。 滑って落ちないように気をつけてくださいね♪」 あはは、流石にだいじょあぶねっ! そうこうしている内に、第一の見所、 アンノ滝へ到着ー! 昨夜わずかに雨が振ったからか、そこそこの水量でした。 やっぱり滝はいいなーw マイナスイオンマイナスイオン! そして滝の周辺にだけ、何かの花が咲いていました。 これは何かの蟲では… さて、アンノ滝を過ぎますと、分岐点が現れます。 通常ルートでは上の地図の左回りのルートですが、そこには 『階段区間 ハードな上り 』 と書かれています。 こんな事前情報を与えられた、回り道して回避しますよ!当然です! という訳で、右回りのルートへ。 こちらは先ほどのアンノ滝の上流を進むルートです。 … めっちゃ急坂なんですけど!? こっちも『ハードな上り』じゃねーかよ! き、きつっ!!! なにこれ勘弁してーーー!!! そしてやっとの思いで上りきると… 「ふふ、お疲れ様ですw でもほら、川の源流ですよ。初めて見ますね。」 おお、これはなんというご褒美! 地下から水がこんこんと湧き出し、地上に川を生み出しています! これは感慨深いなぁ! いやぁ、報われた! 同じ『ハードな上り』だったとしても、同じならばこれを見ることの出来たこっちのルートが正解だったなと嬉しくなりました☆
そしてその後は… まだまだ急坂が続く! どうなってんだこの登山道! ぎゃー! ここらで閑話休題。 今回新たに実装したフタ無しの大型ポーチ「ダンプポーチ」。 これは使いやすさ抜群でした! 飴もお菓子も包装ゴミも、全てが出し入れし易かったです。
ポーチの口も結構しっかりと型を作ってくれるので、手を突っ込むのも余裕ですし、深さもあるので中の物が外に出ることは全くありませんでした。以前使っていたビニール袋と違って頑丈でびくともしませんし、いやー、これはマジ便利グッズ! いい買い物した! では復帰です。 「段々と陽が当たる場所に出てきましたね。」 おー。 丁度陽が当たらない斜面をずっと歩いていましたので、これにはすごく嬉しくなりました♪ そして遂に尾根道にでたー! 「明るい尾根道、気持ちがいいですよね♪」 うっひゃーw マジ大好き! ランランランララーンwwww まぁ、途中でちゃんとこんな道に戻っちゃうんですけどね…。 山頂が近付いてくると、急に石灰岩群に囲まれだしました。 その前は一定の場所から急に隈笹が現れたりと、ほんと面白い山だなー。 「ふふ、ほらあと少しですよ、頑張ってくださいw」 ハァハァ!ハァ!死ぬる!!!! 登山マップによると、上りは計2時間10分という目安が 出ていましたが、たっぷり3時間かけてようやくー… 「はい、お疲れ様でした!」 午前10時半、 「山頂に到着でーす☆」 ばんざーい!!! 「眺めは最高ですね♪」 うひょー☆ 山頂から福岡県側をっ。 福岡市の市街地から玄界灘まで一望です! お天気も素晴らしく、もう言うこと無しー! こちらは佐賀県側! こっちも有明海まで一望だー! 蒼い空とどこまでも続く山並にうっとりー☆ 「標高1000m以下でも、十分に素晴らしい景色を楽しめましたね♪」 なんだか1100mくらいでないと高い山っぽくなく、景色もまぁフツー程度で、登山も楽な部類に入るだろうと勝手に想像していましたが、完全な思い違いでした!
景色もですが、とにかく上りの急なこと…。標高よりも、山の傾斜、登山道の作り方で全くきつさは違うものだと思い知りましたw 「こちらから雷山まで縦走出来るようですが、どうされますか?」 うーん、片道90分ってことは、私の牛歩で2時間。 それを往復してまたここから下山って事になるから、流石にやめておこうかな…。 いくらか写真を撮って、午前11時とまだ少々早いですがお弁当にしようと思ったら、それまで綾華さんとの貸切だった山頂に他の登山者が現われ、談笑。携帯電話で撮影した草花を色々みせてくれて、解説してくれました。全然わかんなかったけどw なんだかお弁当を食べ始めるタイミングを逃してしまったので、そのまま下山開始。 もうちょっと綾華さんと写真を撮りたかったな〜。 「午後の日差しがまた心地よいですね。」 はぁ〜、ほんっと癒されるぅ〜www 帰りは『ハードな上り』ルートを進んでみましたが、 うわ!これは酷い!というレベルで!!! こちらは本当に延々と急坂が続くルートでした。それはもう延々と。上りで歩いたルートの方が、急坂ながらも緩急はあったので随分マシでした。いやー、ほんっと大正解だったなぁw 上りの際に歩いた同じ道であっても、朝とは違った表情で楽しませてくれます。 「ここの流れは、芸術的な美しさですね♪」 まじ美しい!!! うっとりー。はぁ〜。 森林セラピーなんて言葉があるのも納得ですよ〜。癒されまくり! 「はい、お疲れ様でした。今回も無事に下山出来ましたねw」 お疲れでしたー! 今回もお付き合いありがとう!綾華さん! そんなこんなで、午後1時過ぎ、無事に登山口に戻ってまいりました。いやー、ほんっと楽しかったー! 特に今回は川に沿って進む距離が長く、川を渡る箇所もいくつかあって、すごく新鮮でした。中々にきつかったですが、選んでよかった!と思える大満足のルートでした。今回の山登りも大・成・功!
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