7・22



 雲仙の山の中の駐車場で一晩を過ごし、午前5時にヒグラシの鳴き声で目が覚めるという、なんとも清清しくも嬉しい目覚め! あぁ、これが山の朝! しかし流石に午前5時は無理でしたので、改めて寝ました。そして今度は午前6時に、今度は鳥の声で目が覚めました。あぁ、これぞ山の朝! ほんっと最高ですね! 

今度はそのまま起きまして、山登りの準備です。顔を洗って、ハイドレーションに水を入れ、バッグにお菓子をつめて、トレッキングシューズに履き替えて。



綾華さんも準備を。

前日にお店で見つけたブーツがトレッキングシューズっぽくて
これは良さそうだと買いましたので、今まで履いていたものと交換です!



うん、似合う似合う! それっぽいよ! 正解!

あとは綾華さんもハイドレーションを背負って、ブーニーハットを被って準備完了です!




午前6時45分、いよいよ登山開始です!

「さ、張り切ってまいりましょー!」

おー!





はぁはぁはぁはぁはぁ! つ、ついたー!!!

「もう、相変わらずですね。ここからが本当の登山ですよ?」

はひー!

ライト登山者向けの仁田峠の登山口は午前8時にゲートが開放されるため、一晩を明かした駐車場から35分かけてここまで登って来たのですが、もうそれだけですでに疲労したというー。




以前静杞さんと乗ったロープウェイの駅の側で、改めてルートを確認〜。



「では参りましょうー☆」

おっしゃー! 夏山を堪能だぜー!!!



1月に静杞さんと来た時はこんなだった山肌が…



一面の緑に覆われていました! さいっこー!



「この”鬼人の谷口”からは初めてなのですよね?」

うん! さーて、どんな道が、どんな景色が待ち受けているのか楽しみー!



「ここはこの種類の紫陽花があちこちに咲いていてきれいですね。」

まさか紫陽花がこんなにあるとは驚きでした。
しかも私好みの真っ青な紫陽花で嬉しくなってしまいますw



あいたっ! 

「まぁ、気をつけてくださいね。」

もー、露骨にトゲトゲした葉だなこりゃw




しかしこの山中の快適さは何だ!?

驚くほどに涼しく、更に冷たい風が吹き降りたりしてきて、汗は出ても、全く暑さによる苦痛がありません! 午前中陰になる斜面のようで、夏山の暑さを覚悟していただけに、大変嬉しい誤算でしたw




「ご主人様、道の先に冷気の流れが見えますよ。」

おぉー。



この普賢岳の山中には、”風穴”という天然の冷蔵庫のような穴があり、
そこから始終冷気が噴き出しています。すーずしいー☆

昔はこの風穴内で、九州中の蚕の幼虫の孵化の時期を調整するという、
とても大事な役目を担っていたそうです。すごいなぁ。



「さぁ、視界が開けてきましたよ!」

おぉ、頭上に青空が広がりだしたぞー!



うーん素晴らしい眺めー☆
下界が少し曇ってるのが残念だけれどもっ。



「さて、ここから一気に登りますよ。準備はよろしいですか?w」

おっしゃーバッチコーイ!!!



「あら、噴火から20年経った今でも、まだこういう対応が続いているのですね。」

はぁはぁはぁはぁはぁ、そ、そうな、はぁはぁはぁはぁはぁ、そうなんだね!

例によってへろへろになりながら登りまして…



「”平成新山”の直下に到着です☆」

おおーーー!!! これが平成新山ー!



1990年の噴火で新たに出来た峰で、普賢岳よりも120mほど高い山です!
当時よく言われていた「溶岩ドーム」がこれだそうです! ひゃー!

残念ながらこの先は危険区域になっていまして、平成新山の山頂に登ることは出来ませんでした。はー、でもこのガレ山全部が新しく出来た山かー。やっぱり自然の力はすごいなぁー。




よく見ると、あちこちから蒸気が噴き出してました。
すげぇ、こういう活動は全部終わったと勝手に思ってた!



この”立岩の峰”からぐるっと周囲を見渡しますと、



美しい緑の山景ー!



すっばらしいいいいーーー!!!



「山水画のような優美さですね。」

あぁ、うっとりだ〜。ほんと登ってきてよかったな〜。



よもや山上にこんな光景が広がっていようとはな〜 感動ですよ!



「さ、ではこのまま普賢岳の山頂に参りましょう!」

こんなにきれいな尾根を歩けるなんて幸せだ〜w



「さ、いよいよですよ。」



「と、その前に普賢神社にお参りですね。」

噴火の際に完全に破壊されてしまった神社の新室が建立されていました。
素晴らしいお山に登らせていただきましてありがとうございます!パンパン!

お参りを終え、いよいよ…



「雲仙普賢岳の山頂に到着です☆」

やったー!!! ばんざーい!

「お疲れ様でしたw」

綾華さんもお疲れ様でした! んーこの達成感! 最高だね!



「ここからも平成新山が良く見えますね。」

絶景かな〜♪



山頂部の岩肌がすっごくいい感じ!



「ここから見渡す空と山々は、本当にきれいですね。」

はぁ〜、ほんとこの景色のために登ったって感じだなーw



午前10時に無事山頂に到着し、昨夜コンビニで買った30円引きの
サンドイッチをおやつに食べました。んーっ美味しいー!!!



「あら、なんだか雲が出てきましたね…」



おやつを食べて休憩をしていると、上空だけでなく、下からも雲が上って来だしました。



あーあ、あんなに日の光できれいだったのに、
あっという間に湿っぽくなってしまいました。


しかしまー間一髪とでもいいましょうかw

立岩の峰から普賢岳山頂の美しさをしっかり堪能した後でのこの雲。
日ごろの私の運の悪さからいえば、奇跡レベルでした(笑)

よしゃー、雲も出てきたし、そろそろ下山しよっか。



「これはこれで雰囲気のある景色ではあるのですけれどね。」

でもやっぱり夏山には勿体無さ過ぎるよね。

下山中、結構な人数の登山グループとすれ違いました。
山頂は曇ってしまいましたよ。惜しかったですね><



「まぁ、なんだか面白い花ですね。」

なんか高山植物、みたいな感じだねw



1月の冬枯れの普賢岳と、



7月の夏山の普賢岳。

共に堪能出来たことがすごく嬉しかったです。
本当に来てよかった!



そして午後11時50分、タウンエースの待っている駐車場に帰り着きましたー!

「はい、お疲れ様でした。とても充実した登山でしたねw」

お疲れ様でしたー! いつも付き合ってくれてありがとう、綾華さん!
ほんっと満たされました! やっぱり夏山さいっこうー!


つづく!