1・24




”雲仙”は長崎県の東部、島原半島にあります。



@ 島原半島最南端
午前9時半、冬の寒さを肌身に受けながら、瀬詰崎へ。

静杞さんは今回が初のお出かけ。この日は朝は少し雲がかかっていましたが、この時間辺りから徐々に晴れていき、素晴らしい快晴になりました。良かった!

「あなたと2人きりというのが大きなマイナスだけれど、それを補って余りある感じね。」

ショボーン



「中々壮絶ね。」

こえぇw



灯台から眺める海と空

奥の陸地は天草。すごく近いです。

「へぇ、海流が興味深いわね。」



海に向かって広がる農地とのコントラストがまた、味があると言いますか、
ノスタルジックというか、原風景と言うか。なんだか懐かしい気持ちになります。



ところで静杞さん、その格好は…

「白熊よ。フードが頭になってるの。袖の手は手袋じゃなくて、飾りなのよ。」

静杞さんもそういうの着るんですね…。か、かわいいですね。

「ありがとう。気に入っているのよ。」



冬の澄んだ空気に映える美しい景色に酔いしれました。



「冬の海という感じが全くしないわね。」

冬の海と言えば、鈍色の日本海のイメージですよねw



そしてひたすら北上し、ここのメイン観光地でもある雲仙地区へ。



A 雲仙地獄

別府の地獄めぐりと同じように、温泉地に見られる、
温泉ガスがあちこちから噴き出している特殊な地形です。



硫黄の臭いが心地いいぜーw



「場所場所に色々な地獄の名前が付けられているのね。」



「あなたに相応しい地獄はどれかしら。」

ひどい…





それにしても本当に良いお天気! 最高です!



「あなたの死後の予習が出来て良かったわね。」

ぼ、僕は地獄に落ちるようなことはしていませんよ! …多分。



ここで名物の”温泉たまご”と”温泉レモノネード”をば。



雲仙地獄散策の後は、少し移動し、観光道路へ。



B 仁田峠〜普賢岳周辺


ここは紅葉で有名だそうですが、そんな時季にきたら人で溢れかえっているでしょうから、今の時分がベストですw 以前この周辺に来た事があるのですが、その時は雲で何も見えなかったので寄りませんでした。さてさて、どんな景色が拝めるのかしら!?




少し霞んでいましたが、南島原が一望! これはすごい!



そしてそして、おぉ! これが、これが



「雲仙普賢岳ね。」



かっけぇぇぇえええ!!!!!

これはかっこ良い!!! 敢えて事前に何も調べていませんでしたので、
これほど荒々しくダイナミックな山だとは思いませんでした! すっごー!!!



そして観光道路の中ほどにあるロープウェーに



乗りまして!



うっわすっご! かっこいい! ほんとかっこいI!!!



「普賢岳に連なる妙見岳の山頂に到着ね。」



そして広がる絶景ー!



これは気持ちがいい! 最高じゃないかー!

静杞さんに、初めてのお出かけでこんなに素晴らしい景色を
見せてあげられて、ほんと嬉しいです。来て良かったな〜。



その後はロープウェイを使わず、登山道を使って下りました。
枯れ木に覆われた冬の山は、少し寂しい雰囲気です。



「普賢岳の近くまで行けるのかと思ったけれど、流石に無理だったわね。」

険しい谷底で帰り道と普賢岳への道が分岐してしまいましたので、これは断念せざるをえませんでした。この次はここから絶対に登ってやるぜー☆



帰り道も、雄雄しい姿を眺めつつウットリとw


そして無事にタウンのエースに戻りまして、これにて今回のメインの雲仙観光は終了〜。
快走路を一路北九州へ向けて、ひた走りー。




しかしほんっとお天気に恵まれた今日でした。



それこそ1月とは思えないような、夏のような美しさですw



ありがとー!



という所で、ちょいと寄り道。



「最後に神社に参拝なんて感心ね。意外だわ。」



日本三大稲荷の一つ、 C 祐徳稲荷神社 にお参りです。



新しい年を無事迎えられた感謝と、またこの一年のご加護をお祈りしました。

その後は武雄温泉で温泉に浸かり(静杞さんに家族風呂を即拒否されましたw)、のんびりと帰宅しました。

九州はかなり行きつくした感があった中で、まだまだこんなに素晴らしい場所を残していたなんて!という所で、すごく幸せなお出かけとなりました。なんだかんだで静杞さんとも交流が深められましたし(笑)、非常に充実したものとなりました。うん!大・満・足☆